家で洗濯できるかどうかの見極め方

普段お出かけで着ているおしゃれな洋服が自宅で洗濯が可能かどうかを確認する方法をお伝えします。

 

 

洗濯表示の確認

洋服が自宅で洗濯が可能かどうかの確認は服の内側のタグに表示されている洗濯表示を見て行います。家庭での洗濯では、手洗い・洗濯機で洗濯・絞り方・乾燥方法・アイロンがけの５種類の表示を確認して適切な方法で洗濯を行います。

 

手洗い・洗濯機で洗濯の表示

まず、家庭で洗えるかどうかですが、おけのマークにバツ印が付いて表示されている場合は、残念ながら洗うことができません。クリーニング店など業者に依頼して洗濯してもらう必要があります。

次におけに手が描かれているマークが表示されている場合は、洗濯機を使用して４０℃以下のお湯または水で洋服を洗うことができます。

おけに数字が書いてある表示の場合は、数字の温度以下のお湯または水を使用して洗うことができます。この時、おけの表示の下の線の本数を見て水流の強さを調節する必要があります。線の表示がない場合は標準の水流で、１本の場合は弱い水流で、２本の場合はとても弱い水流で洗います。

 

絞り方の表示

絞り方は絵記号での表示ではなく、欄外に文字で記載されています。おしゃれな洋服は絞れないことが多いので水を切る際には注意が必要です。絞らずに乾燥する場合は、次の乾燥方法の表示で確認できます。

 

乾燥方法の表示

干し方の表示についてですが、日なた・日陰、つり干し・平干し、絞る・絞らないの組み合わせがあります。

日なたは、日光に天日干しが可能で、日陰は、風通しの良い日の当たらない場所で乾かします。

つり干しは洗った洋服をつるるした状態で乾かします。一方、平干しは専用のネットなどを使用して平置きの状態で乾かします。洋服の型崩れしにくいのが平干しの特徴です。

絞るは、洗った洋服を脱水した後に干して乾かします。絞らないは、洗った洋服を絞らずにぬれたままの状態から干し始めます。

 

アイロンがけの表示

アイロンのマークにバツ印が表示されている場合は、アイロンをかけることができません。それ以外では、アイロンマークに描かれている点の数でそれぞれ、１１０℃・１５０℃・２００℃までのアイロンをかけることができます。アイロンをかける際にあて布が必要な場合は欄外の文字の部分に記載されているので、見逃さないようにしてください。

 

 

家庭で洗濯できる洋服かどうかは洗濯表示を良く見て確認する必要がありますが、何回か実践していただければ簡単に判断できると思いますので、こちらを参考にぜひ挑戦してみてください。